WINGTIP SANDAL
MRG324-COW099-KhakiCamoA67
110,000円 税込
アイテム詳細
トゥ部分に翼(Wing)のような切り替えを施したウィングチップ(Wing tip)の短靴とミュール(サンダル)の2型を用意しています。
ウィングチップの歴史は長く、その発祥は16世紀から17世紀ごろでスコットランドおよびアイルランドの高地に住むケルト系民族のゲール人が履いていた労働靴がルーツとされています。
これらの靴には伝統的な穴飾りやギザギザの切り返し二重のステッチなどまさに今日のウィングチップの基となるデザイン要素を備えていました。
learn more...これらが19世紀末にイギリスへと渡り英国貴族たちが田舎(カントリー)での散策やハンティングで使用するブーツすなわちカントリーブーツが生まれます。
内羽根を採用した短靴は羽根のレース仕様ではなく内側にゴムを渡すことでフィット感を生み出しているともに原皮のままの厚さで吊り込み縫製を施し縫製糸は太番手の糸を使用し運針を計算することで無骨さを兼ね備えており、ソールは実用性とメンテナンスを考慮しハーフソール仕様にて仕上げています。この短靴にはグットイヤーウェルト製法を用いています。
グットイヤーウェルト製法は靴の製法の一つでハンドソーン・ウェルテッドと呼ばれる手縫いの製法を機械化した方法です。
19世紀後半の製靴機を発明した米国のチャールズ・グッドイヤー2世と細革(ウェルト)に由来します。
中底に貼り付けられたテープのリブと呼ばれる部分に甲革、裏革と細革と呼ばれる細い帯状の革(ウェルト)を縫い付け(掬い縫い)その細革とソールと縫合せます。(出し縫い)ソールと甲革が直接縫い付けられていないため(複式縫い)ソールが磨り減った場合はオールソールと呼ばれる靴底全体を新たなものに付け替える修理が可能です。
この製法は工程も複雑なために靴の完成までに非常に手間がかかり構造的に堅牢であるため比較的重く硬い仕上がりになるが頑丈で安定しており歩行性・緩衝性に優れ長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。
一方、ミュール(サンダル)のアウトソールはセメント付けという手法を取り、軽量化を図った仕上げにしています。素材はベジタブルタンニン鞣しの革、エナメル革、ウッドランドカモをプリントしたイタリア製の牛革の3種を選定しました。
素材
cow leather
41 / size
全長28cm 最大幅9cm ソール2cm
42 / size
全長28.5cm 最大幅9cm ソール2cm
43 / size
全長29cm 最大幅9cm ソール2cm
採寸方法・トルソー寸法
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